機能素材は種々あるが、構築的なシルエットと蒸れない快適な着心地を同時に実現したポリエステル素材が「AIRISOL」だ。

ポリエステルといえば、「通気性が悪く蒸れやすい」点がネックポイントとしてあげられることが多い。ミラノリブといった厚手の組織や本数取りされたポリエステル素材のニットやジャケットを着ると、汗が衣服と皮膚の間に溜まったり、暑さを感じたりと不快に感じたことはないだろうか。
「AIRISOL」は特殊加工により汗などの水分を吸収し、拡散させて早く乾かす「吸水拡散性」、 加えて外に逃がし蒸れにくくする「透湿性」と更に抗菌防臭を付与。
またポリエステル特有の引っかかりも少ない。
特に透湿性の高さから「まるで繊維が呼吸しているようだ」と感じ、我々は「呼吸するニット」と表現した。
自社テスト
今回、私たちはAIRISOLの機能の有効性を測るために、AIRISOLを使った製品と、同じポリエステル100%を使った製品で比較テストを行った。
製品を吊るした状態でスチームを当て(生地から10cm離した状態で5秒)、その後の生地の冷却の時間を測った。
- 結果:
- AIRISOLの生地が対象物に比べ冷却時間が早いことが確認できた。
この二つの社内テストにより、AIRISOLの吸湿拡散機能が確認できた。
※このテストは自社テストであり公的テストではございません。
スポーツシーンはもちろん、蒸れやすい夏、そして意外と汗をかきやすい冬場にも、オールシーズン様々な場面で活躍が期待できる素材に仕上がった。