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先輩インタビュー
入社15年目
赤石菜々子
学生時代にインターンを経て、丸安毛糸㈱へ入社しました。
学生の時はニットがどのような工程を経て、どのような業界、会社事業で成り立っているのか理解していませんでしたが、糸の事業も製品の事業も行っていた丸安なら幅広くニットに関われると思い志望しました。
学生時代に学んだニットの知識を活かしたくてこの仕事を選びましたお客様から依頼を受け、より良い製品になるように協力工場様とやり取りして生産しています。
まだまだですが、お客様や周りの人に学ばせてもらい、製品をよりよくするには?と工夫することができるようになり、ものつくりを楽しく感じます。
ニットOEMは、お客様と生産現場の間を取り持つので、コントロールできない部分も多いです。
様々なトラブルが重なった結果、工場さんへは手間や納期で無理をお願いし、お客様へは仕上がりや納期で許容いただくなど、多方面に無理を強いてしまう仕事はやはり苦しいです。
丸安毛糸でお世話になっている生産現場は高いレベルのところも多く、その中でモノづくりが出来る事に面白みを感じます。
また、会社の文化としてずっと発信することと勉強することを続けています。
発信することで社会に認知されて人が集まりやすく、新しいチャンネルにつながります。
勉強することは自分自身を振り返り、成長意欲に繋がりました。
同じ糸でも編み地や加工、ちょっとしたことで表情が変わるので、奥深く面白いです。
入社15年目
現在の私の主な業務はニット製品のOEM生産の企画・管理です。
毎日、さまざまな要望がお客様から届くのですが、どうしてもニットでは出来ないこともあります。ただ「できない」とそのまま伝えるのではなく、代案でお客様のイメージに近づけられるかを考え、提案することを心がけています。
これが物作りの仕事として難しく、そして楽しい部分です。一見出来ないと思われることでも、工夫を重ねて良い形に仕上げられたとき、とてもやりがいを感じます。
丸安毛糸には新卒で就職したのですが、きっかけは学生時代にインターンした。たくさんの編地や糸を触らせてもらい、ただでさえ興味のあったニットをもっと深く学びたいと思わせてくれる環境でした。
当時は業界の仕組みや丸安毛糸の仕事内容について理解できていたわけではありませんでしたが、時を経るにつれて自分のスキルが向上しているのを実感します。
これからもお客様と工場様を繋げる役割として、双方から安心してお任せいただけるように柔軟な対応を心がけて仕事に取り組んでいきます。