私「あなたを育てる。」と言われたら、引きます。

「 私、『あなたを育てる。』と言われたら、引きます。(笑) 

そして、

「私は、一生懸命自分でも勉強しました。 特に社会人になったら、お金をいただくわけだから、そうするものだと思います。」

はい。ごもっとも!

これは、「若手社員を育てる」と言う話を会議でした時、優秀な中堅女性スタッフが、言い放った(笑)素晴らしい言葉です。

「育てる」とは?

毎日配信される、二条先生のメルマガで、「育てるとは、問いかけること」と言うお話を読んで、いつかの会議でのこの言葉を思い出したんです。

そして、「育てる」とは? もう一度考えて見ました。

育てられるのは、親です。

育てると言うと、まず最初に思うのが親の存在。

社会に出てから、「 私は先輩、上司に育てられた。本当にお世話になった。」と堂々と言える人は、長い間、苦楽を共にして、怒られながらも沢山の愛情を注がれ、尊敬し、本当にその人に感謝をしてる人だと思うのです。

それを数年経った後振り返る。そう、しばらく経ってから、そう感じることなんじゃないかな。

つまり、育てる、育てられるには、長い時間が必要なんです。

親は生涯自分の子供と関わり、育てる。

当たり前のことだから、私は育てた。俺は育てられた。何て滅多に言わない。

だから、育てる、と言う言葉を使うならば、それくらい、両者の間にいい関係と覚悟がいる。

教える、教えられると、育てる、育てられる、は大きな違いがあるのでは?と最近思うのです。

だから、カンタンに育てよう!とか、言ってはいけない。

ここで、二条先生のメルマガを引用しますね。

【育てるとは,問いかけること】
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早く一人前になってくれ!
一日も早く戦力になってくれ!
そんな想いはわかりますが,人は簡単に育っていくわけではありません。
植物と同じように,少しずつ根を張り茎を伸ばし花を咲かせていきます。
育てる時に忘れてはいけないことは「焦らない」ということです。
人が育つには時間が必要なのです。

育てる=教える方式でやっていると,教えてくれるものだという雰囲気が蔓延します。
できないと「教わっていません」と平気で言ってしまうような雰囲気です。

皆さんが社員や部下に身に付けてほしいことは「考える力」ではないでしょうか?
「考える力」をつけてほしいのに,教えてばかりでは「考える力」はつきません。
教えるのではなく,問いかけることです。
それはこうして。
あれはこうして。
教え指示するのではなく,問いかけ考えさせることです。

どうしたらいいと思う?
いつやったらいいと思う?
どこまでやったらいいと思う?

答えを教えるのではなく,問いかけ考えさせることです。

そのためには,答えるまで辛抱して待つことが求められます。
答えが出ないからといって,すぐに正解を教えては育ちません。
人を育てるには時間がかかるということです。

育てるとは,教えることではありません。
問いかけること,投げかけることです。

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育てるは教えるとイコールではない。

教えるのではなく、問いかける。

どうしたらいいか。
いつやったらいいか。
どこまでらやったらいいか。

私は、「育てるとは、共に考えること」だと思います。

育てられた私

「共に考えた」私の経験談を書きますね。

商社時代、私は入社してすぐ、一つ年上の先輩にその方が海外赴任をするまでの2年間、
びっちり指導を受けました。
アシスタントとして、休日一緒に仕事をしたり、遊んだりもしました。

2人のチームで売上を上げていましたが、年も近かったこともあり、一緒に稼ごうぜ!と常に私に声をかけてくれました。 

もちろん教えてもらったことは多々ありましたが、

なあ、どうしたらいいかな?
どうやろうか?

そんな問いかけが多く、共に考えたように思います。

だらしがないところとか、スキも沢山見せてくれて、愛すべき大好きな先輩でした。

私は、このように幸運にも、育てられた。

2年間、苦楽を共にして、怒られながらも沢山の愛情を注がれ、尊敬し、本当にその人に感謝をしています。

私はその後についた二つ下の後輩にも、その先輩に習って、同じように接したつもりです。

「育てる」の代わりは?

「育てる」とカンタンに口にしないのであれば、その代わりの言葉が、「指導」なのか「教育」なのか、、、適切な言葉は見つかりません。

成長する手助けをする。
部下を支援する。

そんなイメージかな??

そう考えると、確かに「俺はお前を育てる!」と言われたら引きますよね。(笑)

イタリアの展示会の準備で、アイロンをするこの女性スタッフは、新卒入社2年目の
毛糸(ケイト)さん。いや、実は恵土(ケイト)さん、です。
入社8ヶ月後に、イタリア出張に同行してからは毎回参加のメンバー。
自らどんどん外国人のお客様に声をかけて接客をしている、頼もしいスタッフなんです。

彼女は「共に考えている」はず、、、です。

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