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先輩インタビュー
入社8年目
小嶋真実
ニットの知識を得るために丸安毛糸のブログを見ていたのがきっかけで、アットホームな感じの会社だなというのが第一印象です。
4年目になりますが、思っていた通りの居心地の良さを感じています。
なぜ入社したかの説得力が全くないと思うのですが、面接を受けるにつれてここに入社するかも、という直感がありました。
糸も売っていてOEM事業もしている体系のニットの会社はそう多くありません。ニットのネタが豊富で匠のような技術者がいる、そのような環境の会社ならニットのプロフェッショナルになれるかもしれないと思いました。
営業も出来て、企画も出来る人を目指して入社しました。
企画のアシスタントとして、OEMの成り立ちやニットの生産背景について教えて頂き、生産管理的な側面を習得しました。
お客様の納期を伺い、工場へキャパを確認し、双方の間に入って調整します。
私たちOEM事業が間に入る意味として、お客様にとっては仕事量を分散させることが出来るメリットがあります。国内工場の場合は工場と直接取引を行うお客様も多いですが、中国など海外工場の場合は、意思疎通が難しいこともあるので、長く付き合いのある丸安毛糸の協力工場へ生産依頼することが出来るのだと理解しました。
企画としてお客様と1対1でサポートする場面が増え、1年目で行ったことを次はひとりで行えるようにしていきました。
お客様からリクエストのあったものでベストな糸選び、資料を揃えてプレゼンに伺ったり、サンプルが上がってきた後のコスト計算などお客様にたいして直接的に責任を持てる場面が増えました。
プレゼン資料を準備するにあたっては、直接お客様と対峙しているからこそ感じることを敏感にキャッチするよう心がけています。
このサンプルや素材はこのお客様にぴったりと思って提案して気に入って頂けたときはとてもうれしいです。そのあとは現実的に製品としてオーダーを頂けるよう各方面の調整を行い、ベストな形に落とし込んでいきます。
お客様との関係性が出来てきた部分もあり、さらに営業的な提案や数字の管理を一部のお客様へ実施していきました。
仕事内容としては企画・生産管理・営業を両立するのは時間が足りないことが多く、優先順位と効率を求めて常に方法をアップデートすることが自身のスキルにつながっていると感じます。
自分でできる範囲が広がった分、周りとの連携やつながりもより重要になりました。
お客様への提案も、自分ひとりではなく、周りの方にアドバイスをいただいたりすると様々な視点や自分にはないアイディアをもらえたり、生産管理でも自分だけで進められることは限られていて、常に周りに協力を仰ぎながら進めていくことがとても大切です。
そんな中で、相手にものを頼むときの時間帯や打ち合わせの時間、方法は電話やメール、直接お会いして・・・などその都度、相手や状況に合った方法を選択しています。
相手の状態を想像することを大切にして仕事に臨んでいます。
丸安毛糸は、ひとりひとり実績を上げたことは皆で喜びを共有できる環境です。製品部は大手アパレルブランドから専門店まで様々なお客様のニット製品づくりのサポートをしています。お客様から依頼を頂き、指示する糸を工場に送って製品つくりを依頼していますが、自分で考えて先回りし、行動を決めていかなければ前に進めないことが多いです。しかし、経験を積んで応用が利くようになってくると、やりがいもあり楽しいです。
何より、考えたことを自分で形に出来るところ、発言出来るところは丸安毛糸ならではだと感じています。
伸縮があって、着やすく、暖かく包み込んでくれるところです。
また、特にケーブル編みなどの地柄模様が好きなのですが、1本の糸が模様として形成され服になっていく様は時間の流れそのもので、錬金術のように思えるところです。
入社8年目
大学卒業後、アパレルの販売員を経てニットのOEMメーカー(Original Equipment Manufacturing=自社内で他社ブランドの製品を製造すること)に転職したものの、ニットの知識が欠けている自分に不甲斐なさを感じ、基礎を学ぶためにニットの専門学校で再度学び始めました。
学校で、機械編み、手横、家庭機、手編みのそれぞれを実践的に学び、基礎知識を得たのちに丸安毛糸に入社しました。現在は製品部に所属し、大手アパレルブランドから専門店まで、様々なお客様のニット製品づくりのサポートをしています。
単に商品を右から左に流すのではなく、お客様の要望を踏まえた上で自分の考えを加えて先回りし、行動していかなければ前に進めないことが多いです。しかし、経験を積んで応用が利くようになってくると、やりがいもあり楽しいです。
丸安毛糸は、ひとりひとり実績を上げたことは皆で喜びを共有できる環境です。何より自分のアイディアを自分で形にできるところ、自分の意見を年齢役職関係なく発言できるところが丸安毛糸最大の魅力だと感じています。