テープヤーンをお探しのあなたへ
【テープヤーン(ラッセルタイプ)】
夏のファンシーヤーンで良く使われる素材
「テープヤーン」
テープ形状の糸の中にも種類がさまざまあり、その中で「ラッセル」という
種類の糸を紹介します。
形状によって編地の表情もさまざま。
使用する原料によっても風合いが異なったりとますます多様化してきて
います。
今回はその中の一部ですが、 糸の形状と編地の表情をまとめました。
ラッセルの糸って、編地にこんな面白い表情がでるのです。
●真ん中を芯にして、両サイドに糸が渡っている形状
●両サイドを芯にして中に糸が渡っている形状。
●両サイドを芯にして中に糸が渡っている形状の、渡った糸をカットして毛羽を立たせたもの。
さまざまなラッセル糸がある中で丸安毛糸がおすすめする素材
↓↓↓
「クリスタルテープ」 1/6.5 レーヨン54% ポリエルテル46%
●真ん中を芯にして、両サイドに糸が渡っている形状。(芯が3本)
サラッとした素材ですが、がりがりとした痛さが無く使い易い素材です。
糸の形状がレースに近いので、編み地もレースのような雰囲気になります。
天竺で使用するよりもタック柄などの方がよりレースのような表情になるのでおすすめです。
テープ形状の糸がニットに使われるようになった当時からの人気素材です。
2009-10AW PITTI FILATIで購入した海外糸のサンプル糸を早速編んでみました。
下図の赤線の部分を拾いながら編むと、フリルのように見えるのです。
こんな編方があったの!こんな糸があったの!と目からウロコでした。
ちなみにこの糸も
●両サイドが芯にして中に糸が渡っている形状の糸の変形です。
どんな編地になるのか楽しみで編みながらどきどき・わくわくとても楽し
かったです。
【テープヤーン】
今回は、ファンシーヤーンの種類をさらに細かくご紹介しようと思います。
ファンシーヤーンは、形状によって種類が分かれていますが、作る方法によっても名前が変わったりします。
テープヤーン=テープ形状の糸の説明をしたいと思います。
扁平(平べったい)形状という言い方もします。
テープヤーンは、ファンシーヤーンの一つですが、テープヤーンを作るにあたって色々な方法があります。
・リリヤーンタイプ・・・リリヤンの機械で編みます。普通のリリヤーンは、筒状の丸いものですが、それを、潰して平らにしたものです。
テープ形状の糸では、一番柔らかく仕上がります。
綿を使用した物が、多くあります。
(Bahia バヒア 1/6.8 ・・・綿 100%)
・スピンテープ・・・・・靴ひもと同じ形状です。スピンテープを編む機械で作ります。
三つ編みの本数が増えた感じです。
リリヤーンタイプのものよりかは、硬くしっかりとした風合いです。
(Caliza カリッサ 1/4.5 ・・・綿 100%)
・リボンタイプ・・・・・・リボンと同じ形状です。織物です。
薄くて、ハリのある糸に仕上げることが多いです。
(Raytec Ribbon レイテックリボン 4ミリ ・・・レーヨン 70% ポリエステル 30% )
・カットタイプ・・・・・・織物の生地状のもの・編み地状・紙状・不織布など
の平面状のものをカットしたものです。
紙繊維のものやフィルムがあります。
・ラッセルタイプ・・・・経て編みのラッセル機を使ったものです。
レース感のあるものがあります。
糸の形状が平らなので、天竺を編むと糸の平らな面がひっくり返ったりするので、目面がキレイには見えませんが、タックなどの柄にしたりなど、
テープの形状が分かるものがおすすめです。
膨らみのない糸になるので、サラッとしたタッチで春夏には最適のファンシーヤーンです!
今、売れてるテープヤーンは(画像をクリックすると拡大します。)↓↓↓