適正ゲージのお話

【適性ゲージのお話】

今回は「番手の計算」に続きニットの基礎知識シリーズとして、糸とゲージの関係について少しお話したいと思います。
ニットをはじめたばかり、という方々が回りにいらっしゃいましたら、是非、教えてあげてください。

素材をプレゼンしていると、「だいたい何ゲージが適正ですか?」とか、
「○○ゲージにはいりますか?」などの質問をよくいただきます。
一般的には、目安として『毛番=ゲージ』といわれます。
たとえば、
1/12=12G
1/7=7G
1/5=5G
1/3=3G・・・
となるわけです。

しかし、これはあくまでも目安で、
2/60、2/48、2/30、1/43、1/27・・・・などなどになってくると、
素材や形状によって全く変わってきます。
そして、天竺やリブなどの編地の種類によっても変わってくるからやっか
いです。
そして最終的には正直なところ好みの問題です・・・。

一般的な梳毛を例にとりますと、
2/60(1/30)を一本取りでかける場合、
天竺だと18ゲージか16ゲージがだいたい適正です。
二本取り(1/30×2→1/15)だと、14Gか12Gが適正です。

2/48(1/24)一本取りだと
天竺で16ゲージが14ゲージがだいたい適正です。
二本取り(1/24×2→1/12)だと12Gが適正です。

これがファンシーヤーンになってくるとだいぶ変わってきます。

1/44のモヘアのタムタムヤーンを例にとると、番手のイメージだと18Gに入ってしまいそうですが、実際に18Gで編んでしまうとガチガチになってしまい、せっかくの毛がふかなくなってしまいます。
なので、12Gで編んでいます。
タムタムヤーンの場合は、かなりゲージを落として編むことをおすすめします。
(例)1/44のモヘヤタムタムヤーン『12G1PLY 自動機透かし柄』

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また、異素材を組み合わせて2本引きそろえなどで編む場合は、番手を
一度デニールに直してしまうのがわかりやすいと思います。

たとえば、
『Bebe 1/6(リリヤーン)』と『Cannelle 1/7(ブークレー)』を二重臼で編む場合、
1/6=9000÷6=1500デニール
1/7=9000÷7=1285デニール
1500+1285=2785デニール
9000÷2785=3.2
なので、総合番手は毛番で約1/3.2となります。
そうすると、適正ゲージは5G、又は3Gとなります。
この場合、2素材ともウールのファンシーヤーンで、度甘に編んで縮絨でふっくら仕上げたいので、3Gのほうが良いと思います。
『3GBebe1PLY×Cannelle1PLY 二重臼タック柄』

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このように、素材によって色々なケースがありますが、少し参考になれば幸いです。

(この糸は、現在廃盤となっています。似たような糸問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。)

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