いろいろな加工

編地の加工についていくつかご紹介します。
編地は特殊な加工をすることで色々な表情に変化させることができます。

【ストーンウォッシュ加工】

まずご紹介するのがストーンウォッシュ加工です。
多分皆さんに一番なじみのある加工ではないでしょうか?
最近はTシャツやジャケットなどを少し色あせたように見せるためにストーンウォッシュ加工したものをよく見かけます。
ストーンウォッシュ加工は、綿、ウール、レーヨンなど、色々な素材に加工することができます。
ニットの場合は、まず糸をストーンウォッシュ用の特殊な染料で染めます。
そして編地を編んで製品の形にし、軽石と一緒に洗いをかけます。
そうすると、軽石にこすられた部分が色落ちする訳です。

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上の写真は、左が表の軽石にあたる面で、右が軽石にあたらない裏部分で軽石にあたらない面です。
このようにニットの場合は色落ちしたときに出てくる色を変化させることができます。
編地は凹凸のある組織の方が効果的です。
軽石にあたる部分とあたらない部分がはっきりするので立体的な色合いになります。

【オパール加工】 

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オパール加工は、編地を部分的に溶かしてしまう加工です。
綿や麻、レーヨン、ウールなど、天然の原料からできている素材を溶かすことができますが、全部溶けてしまうと編地に穴があいてしまうので、100%の素材はオパール加工はできません。
左の写真は綿50%、ポリエステル50%の素材をオパール加工しました。

まず綿を濃いピンクで染め、ポリエステルを薄いピンクで染め分けます。
そして編地にした後オパール加工をして綿を溶かします。
そうすることで柄がはっきり浮かび上がってきます。

【フロッキー・箔プリント加工】
左側の写真は、まず編地をわざとシワシワにした上に、銀箔をプリントし、その後にびりびりっと箔を裂いたものです。
手作業なので、同じものができないのが欠点ですが、個性的な雰囲気になります。
右側の写真は、フロッキー箔プリントです。
フロッキープリントで立体感を出した後、箔をプリントすることで、盛り上がったプリントになります。
かわいいですよね。
こちらは通常のプリントと同様で版をおこすので、再現性があります。

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【防縮プリント加工】

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防縮プリントは特殊な薬剤をプリントした後に強縮加工すると、 プリントしたところだけ縮まずに残り、ぼこぼこする加工です。

プリントしたところだけ縮む塩縮加工の逆のタイプです。

「モールヤーンの加工」

加工は、その糸の特徴を活かすことが重要なポイントになってきます。
モールヤーンの光沢・毛並みを活かした加工をご紹介します。

☆抜染(ばっせん)☆
モールの毛羽の先端部分をブリーチします。
すると・・・
毛先の色は、ゴールド系orシルバー系になります。
(実際に色を抜いてみないと分からないのですが・・・)
モールの毛羽の毛先と根元の色の差がでてきます。
その差により、毛羽の光沢の見え方がオーロラのようになります。 なんとも不思議な光沢です。
版を作って模様をつくったり、ムラに抜染したりも可能です。

☆エンボス加工☆

凹凸の模様を彫った押型に熱と圧力をかけ圧力をかけた所が凹み、 立体的な模様をつくる加工です。
布帛の生地や、ジャージにもよく行われる加工ですが、
モールヤーンに行うと・・・
モールヤーンの毛羽の立体的な部分とエンボス加工によって つぶれたところの差が大きくなります。 より、立体的になります。
エンボス加工でつぶれた面は、熱もかかるため光沢がでてきます。 熱に強い素材しか出来ません。(アクリル・ポリエステルなど・・・)

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光の当り加減で色の見え方が変化するので、良さが伝わりにくいと思いますが、ご了承下さい。

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